海の日の由来とは?意味やいつなのかを子どもに分かりやすく伝える方法

7月の祝日といえば海の日ですよね。しかし、どんな由来や意味があるのかくわしく知らない先生もいるのではないでしょうか。今回は、海の日の由来や意味、2020年の日にちはいつなのかを解説します。また、保育園や幼稚園で子どもたちに分かりやすく伝える方法や、園での過ごし方についてもまとめました。


海辺で遊ぶ子ども

imacoconut/shutterstock.com


海の日とは

海の日とは、毎年7月の第3月曜日に定められている国民の祝日のうちの一つです。7月の祝日と聞いて、海の日を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

保育園や幼稚園でも、海の日について子どもに話す場面や海にちなんだ活動を行うこともあるかもしれません。


まずは、なぜ「海の日」という名前がついたのか、由来や意味、今年の海の日はいつなのかを紹介します。

海の日の由来



海の日のはじまり


海の日は1995年に国民の祝日として制定され、翌年に施行されました。

これは、1876年に明治天皇が東北地方を巡幸した帰り道に、「明治丸」という巡視船で7月20日に横浜港へ無事にご帰着されたことを祝う「海の記念日」に由来しています。


そして、2003年から海の日は7月の第3月曜日と定められ、ハッピーマンデーの対象となっています。



海の日の意味


内閣府「国民の祝日について」によると、海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」日とされています。


つまり、海のありがたみを感じて、日本のこれからの発展を願う日であると言い換えることができるでしょう。


日本は海からの恵みを多く受けて発展してきた歴史があるため、海に感謝をする日として制定されています。島国として海に囲まれた日本ならではの祝日と言えそうですね。



海の日はいつ?


2020年の海の日は7月23日です。


海の日は毎年7月の第3月曜日に制定されており、年によって日付が変わります。本来であれば2020年の7月の第3月曜日は7月20ですが、なぜ7月23日が海の日なのでしょうか。


これはオリンピック開催に伴った特例が設けられたことが理由です。オリンピック開催に向けた円滑な準備や運営を行うために、2020年の海の日は7月23日と定められています。


出典:海に親しむ/国土交通省


出典:国民の祝日について/内閣府

保育園や幼稚園での海の日の過ごし方

ここでは、海の日にちなんだ園での過ごし方のアイデアを紹介します。



生き物に関する絵本を見る


海の生き物が載っている絵本を子どもたちと読んでみるのはいかがでしょうか。水族館や海をテーマにした物語などがよさそうですね。


子どもたちが知っている海の生き物が登場人物として出てくれば、絵本を読みながら子どもたちの理解も深まるかもしれません。普段何気なく口にしている魚や貝、海藻などが海のなかで生きていると知れば、より海にありがたみを感じられるかもしれません。



海の生き物にまつわるなぞなぞやクイズをする


海に関するクイズやなぞなぞを出題してみましょう。

Q1.じゃんけんをするといつもチョキを出してしまう生き物の名前はなあに?

A.カニ


子どもに「どうしてカニなの?」と聞かれた場合には、「カニのはさみはどんな形をしているか知ってる?」と聞いて、子どもたちに考えてもらいましょう。もし分からなかった場合には、手でカニのはさみを真似しながら「チョキの形をしているからだよ。」と説明すれば、子どもたちもイメージしやすくなりそうです。

Q2.逆立ちすると体重が軽くなる、海の生き物はなあに?

A.イルカ


子どもたちから理由を聞かれたときには「イルカを逆さまから読むと何になるかな?」と聞きましょう。もし分からなかったら、「イルカを逆さまから読むと『かるい』になるからだよ。」と伝えれば、答えが理解しやすくなりそうです。

Q3.いかの足は10本だね。じゃあ、たこの足は何本かな?

A.8本


クイズ形式で海をがイメージすることができればできるような内容にすることで、子どもが興味を持つきっかけになるかもしれません。



海の生き物の製作


海の生き物にちなんだおもちゃを手作りして、ごっこ遊びなどを楽しむのもいいかもしれません。ここでは、海の生き物製作を紹介します。

折り紙で作るクジラとカニ



折り紙の大きさを変えて、大小さまざまなクジラやカニを作ることができるでしょう。

できあがった作品を他の海の生き物といっしょに大きな画用紙に貼れば、海の日にぴったりな壁画製作にもなりますね。

紙粘土で作る海の生物

粘土を使った海の生き物の製作を紹介します。


< 用意するもの>


  • 紙粘土
  • 絵の具
  • 絵筆

<作り方(ヒトデ)>


1.紙粘土に好きな色の絵の具を混ぜます。

2.色をつけた紙粘土を細長く伸ばし、同じものを5本作ります。

3.細長くした紙粘土の星形に並べ、それぞれの先端を中心でまとめればヒトデのできあがりです。


<遊び方>


製作する際は図鑑や絵本などを用意し、実際の海の生き物をイメージしながら製作してもいいでしょう。紙粘土は好きなように形を変えることができるので、子どもたちもワクワクしながら自由に製作を楽しんでくれるかもしれません。製作した生き物を使って、人形遊びをしたりオリジナルの水族館を作ったりしても楽しめそうですね。

紙皿工作で簡単に動くおもちゃが作れる♪紙皿水族館

お魚が動く、紙皿を使った水族館を作ってみましょう。



本物の小石を使うことで、海の中を再現したようなリアルな製作に近づけることができるでしょう。水族館の中で泳ぐお魚同士をお話させれば、ごっこ遊びにも活用できそうです。


他にも、身近な素材であるペットボトルに小石や貝殻と水を入れて、簡単な水族館を作ることもできますよ。形として長く残せるものなので、お家に持って帰ってからも海の日のことを思い出すきっかけにもなるかもしれませんね。

紙コップで不思議な動き♪動くイカ・タコ

紙コップを使ってできる、ゆらゆらと動くイカやタコの製作を紹介します。



この製作を通して、タコの足は8本、イカの足は10本ということを学ぶことができるでしょう。また、頭の部分を指で押すとゆらゆらと不思議な動きをするので、子どもたちも楽しみながら海の生き物に親しみを持ってくれそうです。


関連記事:「保育園でできる海の生き物製作。折り紙や紙皿で簡単に作れるアイデア/保育士バンク!」

海の日の由来について子どもたちに伝える方法

7月のカレンダーの「海の日」という言葉を見て海の日について聞かれたときに、子どもたちに簡単に伝えられるようにしておきたいですよね。


海の日の由来を言葉だけで説明すると、子どもたちは理解しにくい場合もあるかもしれません。ここでは、子ども向けに分かりやすく伝える方法を紹介します。



簡単な言葉に言い換える


海の日について説明するときには、子どもたちにとって親しみのある言葉や簡単な言葉を使うことを心がけるようにしましょう。例えば、感謝や恩恵という言葉は、「ありがとうを言うこと」などと言い換えるといいかもしれませんね。

「海の日ってなに?」

「海の日は、海にありがとうを伝えて大切にする日だよ。」

「海の日はいつなの?」

「2020年の海の日は7月23日だよ。日本でオリンピックが開かれるから、特別なんだって。」

「海の日は何をする日?」

「海にありがとうという気持ちをもって過ごす日だよ。みんながいつも食べているお魚やイカ、タコは海の中に住んでいるから、いつも美味しい食べ物をありがとうと言おうね。」


簡単な言葉を使って、海の日がどのような日なのかを子どもたちに伝えてみましょう。



クイズを出題して説明する


海の日の由来について、クイズを取り入れて説明してみるのもよさそうです。

先生が問題を出して、子どもたちに答えてもらいましょう。クイズとその答えの例文を紹介します。

Q.先生「2020年の海の日はいつかな?」

A.子ども「7月23日」

Q先生「海の日はどんな日かな?」

A.子ども「海にありがとうをする日」


クイズをすれば、子どもたちも楽しみながら海の日に親しみを持ってくれるかもしれません。


保育園や幼稚園で海の日の由来や意味について伝えて、子どもたちが祝日というものに触れられる機会を作りましょう。

海の日の由来を知り、子どもたちに分かりやすく伝えよう

今回は、海の日が祝日として制定された由来や意味と、子どもたちに分かりやすく伝える方法や過ごし方について紹介しました。


海の日の由来を子どもに説明することは難しいかもしれません。しかし、簡単な言葉に言い換えたり、クイズを取り入れながら説明することで、子どもたちも楽しみながら理解することができそうです。


今回紹介した、言い換え例や海の日にちなんだ過ごし方を取り入れて、子どもたちが海の日という祝日について親しみをもち、海に感謝するきっかけになるといいですね。



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