建国記念の日の由来とは?建国記念日との違いや子ども向けに伝える簡単な言い換え例

2月11日は建国記念の日。どのような由来をもつ日なのかご存じでしょうか。祝日の成り立ちや歴史を知って、保育園で子どもたちに説明できるとよいですね。今回は、建国記念の日とはどのような日なのか、由来や意味について解説します。また、子ども向けに簡単に伝える言い換え例についてもあわせてまとめました。


日本国旗の画像

KOHUKU/shutterstock.com

 

建国記念の日の由来について知ろう

建国記念の日とは、「国民の祝日に関する法律」によって定められている日本の祝日の一つで、1966年に制定されました。

 

文字通り、日本という国ができたことをお祝いする日であるものの、どのようにして制定されたのか、由来までは知らない先生も多いかもしれません。

 

くわしい成り立ちを知っておけば、子どもから質問されたときにもしっかりと答えることができるでしょう。また、子どもたちの祝日に対する理解を深めることにもつながるかもしれません。

 

今回は、建国記念の日の由来や意味について解説します。簡単な言い換え例も紹介するので、保育園で子どもたちにわかりやすく伝えてみてくださいね。

建国記念の日の由来や意味

まずは、建国記念の日の由来と意味を見ていきましょう。

 

由来

 

建国記念の日は、「紀元節」と呼ばれる昔の祝日に由来していると言われています。

 

明治時代、日本の建国を祝う日として紀元節(きげんせつ)がありました。初代天皇とされる神武天皇が即位した日が、紀元前660年の2月11日だったことから定められたようです。

 

そして、1873年から第二次世界大戦後の1948年まで祭日として人々に親しまれていました。

しかし、戦後の日本を占領していたGHQ軍の意向により、紀元節が廃止されることになりました。

 

その後、国民の間で紀元節を復活させようという動きが高まり、建国を記念するための日が設けられたようです。その際に、「紀元節」から「建国記念の日」へと名称が変わったと伝えられています。

 

このようなことから、1966年に国民の祝日として制定され、翌年から適用されるようになりました。

 

意味

 

内閣府の「国民の祝日について」によると、建国記念の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う」日と説明されています。

 

つまり、日本という国ができたことに思いをはせて、国を大切に思う気持ちを育む日と言い換えることができるでしょう。

 

ちなみに、「記念日」ではなく「記念の日」という名称がつけられているのには、深い理由があるようです。次でくわしく見てみましょう。

 

出典:「国民の祝日」について/内閣府

「建国記念日」との違い

2人の子ども

T.TATSU/shutterstock.com

 

建国記念の日と間違えて呼ばれているのが、建国記念日。なぜ、「建国記念日」ではなく「建国記念の日」なのでしょうか。

 

先ほど説明したように、建国記念の日は、日本書紀に記載があった神武天皇の即位を祝う日(紀元節)が名称を変化させたものとされています。

 

しかし、建国記念の日を制定するにあたり、「神武天皇が実在するかも定かではなく、日本という国の正確な起源がわからないのに、記念日をつくるのはどうか」という意見が専門家からあがったようです。

 

そこで、「日本が建国されたことを祝う日」として建国記念の日という名前が付けられたと言われています。

 

ちなみに建国記念日という名称は、日本が建国された日として誤って認識されてしまわないように、使うことを控えたようです。

建国記念の日の由来を子ども向けに説明する言い換え例

建国記念の日の由来について、子どもたちにわかりやすく伝えてみましょう。

ここでは、子どもから質問されたことを想定した簡単な言い換え例を紹介します。

 

Q1.建国記念の日っていつ?

 

「毎年2月11日だよ。昔の本の中では、日本がつくられた日と言われているんだって。」

 

Q2.建国記念の日ってどんな日?

 

「みんなが住んでいる日本という国ができたことをお祝いする日だよ。日本のことを大切にしようっていう気持ちをもって過ごそうね。」

 

Q3.建国記念の日ってどんなことするの?

 

「保育園で日本地図を見たり、みんなが知っている日本のことを話し合ったりしてみよう。」

 

日本国がつくられた日は歴史的に定かではないため、あくまでも建国をお祝いする日であることを伝えましょう。

 

「みんながお誕生日をお祝いするのと同じように、日本ができたことをお祝いするんだよ」などと説明すれば、子どもたちも理解しやすいかもしれません。

 

お話とあわせて国旗を見たり国歌を歌ったりして、日本について学ぶ機会を作れるとよいですね。

建国記念の日の由来を知って、子どもたちに伝えよう

今回は、建国記念の日の由来や意味と、子ども向けに簡単に説明する言い換え例を紹介しました。

 

建国記念の日には、「日本ができたことを祝い、大切に思う気持ちを育む」という意味があります。神武天皇が即位した日にちなんで定められた紀元節を由来として、1966年に日本の祝日に制定されました。

 

間違われやすいこととして、建国記念の日は日本国が建国された日ではなく、建国されたことを祝う日なので正しく覚えておきましょう。

 

保育園で由来を説明するときは、簡単な言葉に言い換えて子どもたちに伝えることがポイントです。

どのような日なのかをわかりやすく伝え、日本の成り立ちや歴史などについて学ぶきっかけになるとよいですね。

 

行事重視の保育求人を紹介

 

関連する記事

保育園で楽しむ冬の折り紙11選!雪だるまやサンタさんなどの折り方アイデア

保育園で楽しむ冬の折り紙11選!雪だるまやサンタさんなどの折り方アイデア

冬の季節に子どもと楽しめる折り紙製作のレパートリーを探している保育士さんもいるのではないで...

【動画】ダンボール工作でパソコンのおもちゃを手作りしよう!リアルなキーボードの作り方も紹介

【動画】ダンボール工作でパソコンのおもちゃを手作りしよう!リアルなキーボードの作り方も紹介

ダンボールを使って手作りのパソコンを作ってみましょう。テレワークが普及した昨今、お仕事をし...

【0歳児~5歳児】リズム遊びの保育指導案を作成しよう!ねらいや活動内容

【0歳児~5歳児】リズム遊びの保育指導案を作成しよう!ねらいや活動内容

保育園でのリズム遊び指導案の書き方を知りたい保育士さんもいるでしょう。手作り楽器やカスタネ...

11月30日は絵本の日。記念日の由来や保育園で子どもと楽しめる過ごし方のアイデア

11月30日は絵本の日。記念日の由来や保育園で子どもと楽しめる過ごし方のアイデア

保育園での絵本の日の過ごし方のアイデアを探している保育士さんもいるのではないでしょうか。絵...

【文例集】保育園で子どもに誕生日のメッセージを贈ろう!書き方のコツや内容のポイント

【文例集】保育園で子どもに誕生日のメッセージを贈ろう!書き方のコツや内容のポイント

子どもたちの誕生日に、メッセージカードを贈ってお祝いする保育園も多いでしょう。しかし、どん...

特集コラム一覧

プロ厳選!プレミアム求人

保育士求人を探す

コラム記事を探す

よくある質問

Q

保育士バンク!のコラムにはどんな記事がありますか?

A

転職に関する記事の他に、日常の保育で使える手遊びや工作の動画など、幅広いジャンルで保育士さんや幼稚園の先生に役立つ情報を提供しています。詳細はコラム総合トップからご確認ください。

Q

最新の記事や動画はどこから見る事ができますか?

A

最新記事はこちらです。保育士バンク!では週に3~5本くらいの新しい記事や動画を公開していますのでぜひご覧ください!最新記事や人気記事はコラム総合トップからもご確認いただけます。

Q

最新の記事や動画をもっと簡単に見たいです。

A

保育士バンク!アプリがオススメです!iPhoneアプリはこちらからAndroidアプリはこちらからダウンロードください!