子どもたちの直観力や集中力を養う「当てっこゲーム」。保育園でも人気のゲームのひとつです。今回は、当てっこゲームのアイデアを詳しく紹介します。カード当てや動物当て、イントロクイズなどさまざまな種類をまとめたので、参考にしてみてくださいね。当てっこゲームを取り入れて、子どもたちとのやり取りを楽しみましょう。
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■目次
当てっこゲームとは?
当てっこゲームとは、子どもたちと楽しめる人気のゲーム。
簡単な問題を出し、子どもたちに答えを当ててもらうゲームのことで、動物当てゲームやイントロクイズなどさまざまな種類があります。
当てっこゲームを楽しむと 直観力や集中力、記憶力がアップするといわれています。
保育園では、朝の会や帰りの会、設定保育などに取り入れることで、子どもたちと楽しい時間を過ごせるとよいですね。
ここからは、当てっこゲームのアイデアや遊び方を詳しく紹介します。
当てっこゲームアイデア:カード当て
カードを使った当てっこゲームを楽しみましょう。
用意するもの
- カード(動物・乗り物・生き物などが描かれたもの 9枚)
以下のような絵柄の写真を準備してもよさそうです。
遊び方
1カードの裏側の隅に小さく1~9まで番号を振ります。
2.出題者は「どのカードがどこにあるのか覚えてね。」と伝え、30秒間の記憶タイムをスタートします。
3.カードを裏返して「猫がいた場所はどこかな?」と質問して答えてもらいます。
4.答え合わせをして間違いがあった場合はもう一度カードを裏返して繰り返します。
5.最後まで正解したらゲーム終了です。
ポイント
出題者がカードを置いた場所を忘れてしまわないよう、きちんと番号を振っておきましょう。
子どもがカードの位置を覚えられそうなら、さらにカードを増やして楽しむとよいですね。
当てっこゲームアイデア:動物当てゲーム
簡単にできる動物当てっこゲームを楽しみましょう。
用意すること
- 出題する動物を選ぶ(うさぎ・ぞう・たぬき・さるなど)
遊び方
1.出題する動物に合わせてジェスチャーをします。
(例)
うさぎ:うさぎの耳に見えるよう、頭にうえに両手を伸ばしてぴょんぴょん跳ぶ
ぞう:ぞうの鼻に見立て腕をゆらゆらと動かしながらのっそり歩く
たぬき:両手をグーにしてお腹を「ポンポン」と叩く仕草を見せる
さる:鼻の下を伸ばし指先であごや頭を掻く
2.何の動物かわかったら手を上げて子どもに発表してもらいます。
ポイント
ジェスチャーゲームの他にも、動物のヒントを次々と伝えて当てるゲームもあります。
例えばうさぎだと「ひげがあります」「にんじんが好きです」などとうさぎを連想できる特徴を伝えて、当ててもらいましょう。
動物当てっこゲームはさまざまなアレンジ方法があるので工夫してみてくださいね。
当てっこゲームアイデア:後ろにいるのは誰だ?
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準備いらずの当てっこゲームを楽しみましょう。
遊び方
1.目をつむった子どもの後ろに出題者が立ちます。
2.出題者が「だーれだ?」と声をかけて目をつぶったまま、その子の名前を当てます。
ポイント
ご家庭でも楽しめる簡単なゲームです。
声色を変えたり、小さな声でささやいたりすると難易度がアップしそうですね。
当てっこゲームアイデア:さわって当てようゲーム
感触遊びを取り入れた当てっこゲームを楽しみましょう。
用意するもの
- 表面に穴が開いたBOX(BOXの中は見えないように補強する)
- ボール
- スライム
- ぬいぐるみ など
遊び方
1.BOXの中にアイテムを入れておきます。
2.BOXの中に手を入れて何が入っているのか当てます。
ポイント
感触がおもしろいアイテムを選ぶと楽しめそうです。
なかなか正解が出ない場合は、ヒントを伝えるとよいですね。
当てっこゲームアイデア:イントロクイズ
用意するもの
- 楽曲数曲
遊び方
1.「この曲なんだ?」と声をかけ、曲のイントロ部分をかけます。
2.何の動物かわかったら手を上げて子どもに発表してもらいます。
ポイント
子どもたちが好きな曲や少しだけ聞いたことがある曲など、さまざまな曲を選んでみましょう。
また、正解をわかった人から出題者の耳元に伝えてもらい、全員が正解するまで繰り返し曲を流すと盛り上がりそうです。
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子どもといっしょに当てっこゲームを楽しもう
カードや音楽を使ったものなどさまざまな当てっこゲームを取り入れて、楽しみましょう。
子どもの年齢に合わせて、ゲームの内容をアレンジするとよいですね。
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