【2020年最新版】保育士の自己PRの書き方や例文。面接や履歴書でアピールするコツ

保育士の面接や履歴書において求められることの多い自己PR。自分の人柄や魅力をアピールするために、どんなことを書けばよいのか知りたい方もいるかもしれません。今回は、保育士の転職活動における自己PRの重要性や書くときのコツを紹介します。あわせて、履歴書や面接のときに役立つ例文もまとめました。


面接で話す女性

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面接や履歴書で自己PRを求められる理由

自己PRとは、自分がどんな人物であるのか、またどういった魅力があるのかを採用側にアピールするための文章のことを言います。


履歴書や職務経歴書などの応募書類に記載するほか、面接の場面で求められることも多いようです。


特に書類選考は最初の選考ステップになるため、この段階で採用側に対して「会ってみたい」という印象を残さなければ、次に進むことは難しくなるでしょう。


そのため、ここで仕事での実績をアピールしたり、もし採用されたらどのように活躍できるのか具体的な内容を伝えたりして、採用した後の姿をイメージしてもらうことが重要になりそうですね。

保育士の自己PRを書くときのポイント

採用側に「会いたい」という印象を残すような、魅力ある自己PR文を書くときのポイントを紹介します。



志望する園について知る


自己PRを書く時は、まず志望する園についてよく理解する必要があります。具体的に見ていきましょう。

理念や保育内容への理解深める

入職したい園の種類や教育理念、特徴などを事前に把握しておきましょう。


特定の教育を取り入れている園や、個性を伸ばす教育を第一に考えた園など、園によって理念や方針、取り組みはさまざまです。


志望する園の採用情報やホームページにしっかりと目を通して、その園独自の保育方針や特色をつかむとよいでしょう。


今までの経験や自身の取り組みと、志望する園の特徴との関連性を見つけてアピールすれば、採用側も自園で保育士として活躍することをイメージしてくれるかもしれませんね。

園との接点を作っておく

志望する園との接点を作ることで、オリジナルな自己PRを作ることができるでしょう。


例えば、園見学や採用説明会に参加して職員さんの話を聞いたり、保育園が参加するイベントなどに足を運んで子どもたちの様子を見学したりすると、園との接点を作ることができるかもしれません。


園のホームページや求人情報だけではわからない部分を知ることができるうえに、「この園に入りたい!」という気持ちをアピールできるチャンスにもつながりそうですね。



失敗経験を活用する


転職活動をしている保育士さんのなかには、「短い期間で退職してしまって、これといった実績を残せなかった」「アピールできる成功体験がない...」と感じている方もいるかもしれません。


その場合は、前の職場、もしくは大学や専門学校時代の経験のなかで、失敗から学んだことやそれを活かして成長につながったエピソードを書くとよいでしょう。


例えば、以下のような自己PRを作成することができます。


「園庭でふと目を離した隙に園児が遊具から落ちてしまったことがありました。幸いケガには至りませんでしたが、全体が見えていないことが原因だったと反省しました。その経験を機に常に広い視野を持つように意識したことで、より園児たちの細かな変化に気づくことができるようになりました。」


失敗した経験から原因を探り改善したことによって、その後の成長に活かすことができた、という形で書くと、採用側にポジティブな印象を与えられそうですね。

保育士の自己PRでアピールできる長所

スーツを着た女性

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保育士の転職に際して、自己PR文でアピールできる長所や経験をまとめました。



相手に対して共感し、寄り添うことができる


保育士は、子どもの気持ちに共感を示し、寄り添うことが大切な仕事と言えるでしょう。


子どもは、自分の気持ちや要望を言葉で表現することが難しい場合があります。


そのため、子どもの考えていることを汲み取って「いっしょにボール遊びしたいんだよね」「そうだよね、痛かったよね」と、子どもの気持ちに理解を示し共感することで、子どもの安心感につながるでしょう。


相手の気持ちに共感し寄り添えることを、具体的なエピソードとともに述べることができれば、子どもに慕われる先生をイメージしてもらいやすそうですね。



コミュニケーション能力が高い


コミュニケーション能力が高いことも、自己PRに活かすことできるでしょう。

保護者対応

保護者の方は年齢や性格、育児に対する考え方などさまざまですよね。


そういった保護者の方に対して、保育のプロとしてきちんと話ができたり気遣いができたりする保育士さんは、園にとっても貴重な人材と言えるでしょう。


保護者との円滑なコミュニケーションを裏付けるエピソードとともにアピールできれば、保護者が安心して子どもを預けられる園づくりに欠かせない存在であると、採用側に印象づけられるかもしれません。


保護者からのクレームを防ぐという観点でも、園側は採用するメリットがあると考えてくれそうですね。

職員との連携

コミュニケーション能力の高さは、保護者対応だけでなく職員同士のコミュニケーションにおいても重要となるでしょう。


職場の人間関係を理由として退職する保育士さんも多く、仕事をするうえで悩みの種となることもあるかもしれません。


そういったなかで、コミュニケーション能力に長けていることをアピールできれば、採用側に円滑な人間関係を築いてくれそうな人材であるという印象づけができ、「この人となら一緒に働きたい」と思ってもらうことができそうです。


ただし、「私はコミュニケーション能力が高いです」と書くだけでは、漠然とした印象につながり説得力も弱くなってしまうでしょう。


自分はどのような場面においてコミュニケーションを円滑に取ることができるのか、具体的に説明することを意識してみるとよさそうです。



責任感が強い


保育士さんは、保護者の方から子どもを預かる大事な役割を担っています。

そのため、責任感が強いことは大きなアピールポイントの一つになるでしょう。


例えば、生活発表会の企画や進行を任されたり、担任のクラスを受け持ったりしたときのエピソードを書けば、行事やクラスをまとめられる責任感の強さを伝えることができます。


責任感の強さを具体的なエピソードとともに話すことができれば、「多少の困難があっても簡単には辞めない人だ」「責任の大きな仕事を任せても大丈夫だ」といった印象を採用側に与えられそうですね。



視野が広い・細かいことにも気づきやすい


視野が広く些細なことに気づきやすいのも保育士の仕事にとって大切な要素となります。


常に子どもたちから「先生こっち来て!」「先生絵本読んで!」と呼ばれて個別に相手をしながらも、全体の安全にも配慮しなければならない状況になることもあるでしょう。


子どもと遊びながらも、広い視野を持って保育に取り組めることは、保育士に必要なことと言えるかもしれません。


また、子どもが示す細かい感情のサインや体調の異変など、いつもと違うところに敏感に気づくことができる保育士さんは、園側にとっても貴重な人材となりそうです。



体力がある


体力があることも、保育士さんの転職において大きなアピールポイントになります。


自由に走り回れる年齢になると、子どもたちはとにかく元気いっぱいですよね。

そこで子どもたちといっしょになって遊べる体力があれば、子どもたちの人気も高まるかもしれません。


また、免疫力が低く風邪を引きやすい子どもが多い保育園では、保育士さんが園児から風邪やインフルエンザをもらってしまうこともあるようです。

そのため、体調管理という観点での体力も重要なポイントになります。


体力があることを長所としてアピールする場合には、「2年間で病欠は0日でした」など具体的に書くとよさそうです。



前向きである


常に物事に前向きな姿勢で取り組むことができるのも大きなアピールポイントになりそうです。


保育士の仕事をするうえで、思い通りにならないことや困難なことも少なからずあるかもしれません。


そのようなときに、諦めずに前向きな姿勢で仕事に取り組むことができる保育士さんは、採用する園にとって魅力的な人材となるでしょう。


大変なことがあったときでも、子どもや保護者の方を安心させるために、いつも笑顔で明るく過ごせることが重要なポイントとなりそうです。


前向きな姿勢で困難に立ち向かった経験があれば、具体的なエピソードとともに書いてアピールしてみましょう。



ピアノや歌に自信がある


ピアノや楽器、歌を得意としていれば、大きなアピール材料となるでしょう。


保育園では、ピアノの伴奏に合わせてみんなで歌う場面や、保育士が手遊び歌を歌う場面などが多いですよね。


また、最近はリトミックに力を入れている園もあるため、音楽が得意というのは武器になるかもしれません。


趣味で続けていることや音楽を勉強した経験などがあれば、補足として書くと自己PRの説得力が増しそうですね。



以上のようなポイントを押さえて自己PRでアピールすれば、採用側が保育士として活躍できる人材であるという印象をもってくれるかもしれません。


また、長所や経験の他に、自分だけの長所をアピールすれば、他の人との差別化を図ることもできそうですね。

保育士の自己PRの書き方・例文

ペンを持つ手元

Pheelings media/shutterstock.com


ポイントやアピールできる長所などを踏まえたうえで、面接のときや履歴書作成時に活用できる自己PRの例文を紹介します。



例文①自分の得意分野を活かす場合


「私は絵や工作など、ものづくり全般が得意です。

私の担当していたクラスには工作を苦手とする子が多くいました。
そういった子どもたちがつまずいてしまった場合でも、自力で完成させられるように、自分なりにアレンジした作り方を伝えながらサポートしていました。

その工夫により、私が担当する以前と比較して、最後まで作れるようになった子が増え、子どもたちがより達成感を味わってくれるようになりました。

貴園の教育方針にある、『子どもたちのクリエイティブな感性を磨くこと』を実現するにあたり、私は製作を通して園児の感性を育てるサポートをしていきたいと考えております。」



例文②ブランクがあるが、育児の経験を活かす場合


「私は現在2歳と4歳の子ども2人の育児をしておりますが、以前4歳児と5歳児のクラス担任を務めた経験があります。

これまでの保育経験に加え、自分の育児の経験を活かしながら、貴園の乳児クラスから年長クラスまで幅広く担当できると思います。また、親となった今、保護者の方の気持ちをこれまで以上に深く理解できるようになりました。

子どもに寄り添いながら保育にあたるのはもちろんのこと、同じ子どもを持つ親として、育児の悩みに対するサポート行いながら、保護者の方にもしっかり寄り添って働いていきたいと考えております。」



例文③実務経験の長さから学んだことを伝える場合


「私は、前園で後輩職員とパート保育士の7人をまとめる立場として、職員同士のコミュニケーションを円滑にする役割を担っておりました。

当初、パート職員の入れ替わりが激しく職員同士の会話があまりなかったのですが、その状況を変えたいと思い、自分から積極的にコミュニケーションを取ったり、朝礼のなかでプライベートの話をする時間を設けたりして、職員同士が話しやすいと思える雰囲気づくりに努めました。

その結果、少しずつ会話が増えて雰囲気が改善したほか、仕事でも互いに協力しやすい空気を作ることができました。

貴園においても、自ら進んでコミュニケーションを取ることで、職員同士が協力しやすい雰囲気を作り、ひいては園全体でより園児のサポートができる体制を整えて参りたいと考えております。」



例文④自身の人柄を伝え、園に貢献できることをアピールする場合


「私はチームワークを大切にしながら仕事に取り組むことができます。

前園は独自の保育方針があり、保育に対して志の高い職員が多く集まっていたのですが、園での行事やイベントのたびに職員間での意見の対立が発生していました。

そこで、私は職員それぞれの意見を聞き、『じゃあ子どもたちはどんな出し物なら喜ぶと思いますか?』と質問を投げかけお互いの意見を整理するようにしました。 話し合いを進めるうちに意見の譲り合いが生まれるようになり、対立を減らすことができるようになりました。

貴園においても、協調性をもって人と接し、職員とのチームワークを大事にしながら保育をしていきたいと考えております。」



履歴書や面接に向けて自己PR文を作成するするときには、今までの経験やエピソードと自分の長所や強みを具体的に絡めながらアピールしましょう。


そのうえで、どのような保育を行うことができるか、どんな形でその園に貢献することができるのかを伝えるようにすると説得力のある自己PRとなりそうです。

保育士としての魅力が伝わるような自己PRを作成しよう

今回は、保育士の自己PRを作成するときのポイントや例文などを紹介しました。


自己PRは自身の人物像や魅力を採用側に伝える手段の一つで、履歴書や面接などで求められることも多い重要なものです。


保育士としての実務経験のほかにも、共感性の高さやコミュニケーション能力の高さ、責任感の強さなどさまざまなアピールポイントがあります。


ただ強みを伝えるだけでなく、これらを裏付ける具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力があり自身の魅力が伝わりやすい自己PRとなるでしょう。


きちんと自己分析を行って長所をしっかりと把握し、採用したいと思ってもらえるような自己PRを作成してみてくださいね。



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