【2021年最新版】保育士の職務経歴書の書き方ガイド。転職に役立つ職務内容や自己PRの例文

転職活動の際に求められる職務経歴書は、保育士としてのキャリアや自己PRを盛り込んで自身をアピールするための材料です。手書き作成にも活かせるテンプレートや例文を参考に、採用したいと思われる職務経歴書を作りましょう。今回は、保育士の職務経歴書について、基本的な項目の書き方や作成のポイントを紹介します。


パソコンをする女性

Keisuke_N/shutterstock.com


保育士の職務経歴書とは?

職務経歴書とは、今までの就業先や業務内容、仕事での実績や経験などを記すものです。転職活動において、履歴書とは別に提出を求められたことがある保育士さんも多いでしょう。


履歴書は基本的なプロフィール情報を紹介するための書類であるのに対し、職務経歴書は今までどのような業務をしてきたのか、また身につけたスキルやキャリアをアピールできる書類です。


ほかにも、前職の退職理由や自己PRなども記入できるので、採用担当者に熱意を伝えることもできるでしょう。


そのため、自身のスキルや強み、転職への意欲が十分に伝わるような職務経歴書の書き方を押さえることが大切です。


職務経歴書の概要が分かったところで、次は記載項目について解説します。

保育士の職務経歴書に記載する項目

保育士の職務経歴書における、基本的な記載項目について解説します。



①タイトル・基本情報(日付・氏名)


職務経歴書の右上に提出する日付を記入します。西暦・和暦の表記は書類全体で統一しましょう。

そして、日付から2~3行あけて氏名を記入します。



②職務要約・概要


職務要約は、職務経歴のあらすじを伝える項目です。

キャリアによって文章量は異なりますが、おおむね200字を目安として書きましょう。



③職務経歴


続いて職務経歴を記載します。

職務経歴の書き方は、主に以下の3つです。


  • 編年体形式:古い経歴から書く書き方
  • 逆編年体形式:新しい経歴から書く書き方
  • キャリア形式:職務内容別に書く書き方

特に指定がない場合は編年体形式で書きましょう。

職務内容の欄には、学校を卒業してからの経歴を時系列に沿って箇条書きにします。


また、企業名や法人名、園の名前などは省略せずに正式名称で記入しましょう。※(株)→株式会社など


入社年月と企業名や法人名を記入したら、続いて3つの項目を記載します。

事業内容

運営母体となる企業や法人の主な事業内容を記入します。


事業がたくさんある場合は、メイン事業のみの記載でよいとされるようです。ホームページなどで調べ、わかる範囲で簡潔に書きましょう。

雇用形態

正社員、パートタイマー、アルバイトのいずれかを記入します。


また、前職も保育園に勤めていた場合は、担任保育士なのかフリー保育士なのか、あるいは保育補助なのかなどもわかるように職種を書きましょう。


異業種から保育士へ転職する場合は、前職での職種を書きます。

職務内容

前職での配属先の保育園や業務内容について記入します。

その際、園の施設形態や園児数、職員数など規模が分かるような情報も加えましょう。


また、担任業務の経験や、主任またはリーダーの経験がある場合は年数とあわせて記入します。


異業種からの転職の場合は、前職で勤めていた企業の業界や事業内容、職種や具体的な業務内容についてくわしく書きましょう。



④自己PR


採用担当者に自身のスキルや経験、強みをアピールできる項目です。自己PRの書き方は自由であるため、箇条書きにしたりすべて文章で書いたりと、相手側の見やすさに配慮して書きましょう。


文章の場合はだいたい4~5文でまとめ、全体の文字数は300文字程度を目安にすると読みやすいようです。


職務経歴書の基本的な記載項目を踏まえ、次は実際に職務経歴書を作成するときのポイントを紹介します。

保育士の職務経歴書を作るときのポイント

パソコン

Intarapong/shutterstock.com


保育士の職務経歴書を作るときに気をつけるポイントを、3つの視点からまとめました。



パソコンで作成する


職務経歴書は書式がフリーで作成方法も決まっていないため、パソコンと手書きのどちらで作成しても問題ありません。しかし、パソコンで作成するのが一般的のようなので、インターネットでテンプレートをダウンロードするとよいでしょう。


手書きがNGというわけではありませんが、履歴書のようにテンプレートがないうえに、文章量が多くなるため見づらくなりやすいというマイナスポイントがあります。


加えて、手書きの場合は書き損じた際に一から訂正するのが大変でしょう。パソコンでの作成であればテンプレートを活用できるので手書きよりも時間もかからず、修正も簡単かもしれません。



見やすさを意識する


職務経歴書では、何について書いているのか一目で分かるように記入しましょう。


具体的には、記載項目ごとに括弧で見出しをつけたり、簡単なタイトルをつけて太文字にしたりするなどの工夫をするとよいかもしれません。


工夫せずに書くと全体的にまとまりがなくなり、採用担当者も読みづらくなるので、項目ごとに文字を目立たせて書くとよさそうです。


自己PRで強調したい部分がある場合は、下線を引くなどの工夫をすることもポイントと言えそうですね。



文章量に気をつける


職務要約や職務内容、自己PRは、要点を絞って簡潔に書き、採用担当者が読みやすい文章量を意識しましょう。


一般的に、職務経歴書はA4サイズで1~2枚にまとめるのが理想とされています。

自身のキャリアや経験でアピールしたいところがたくさんある場合は、業務内容の項目で実績などをくわしく書くとよいでしょう。



エピソードは具体的に書く


自身が経験したことや実績は具体的に書きましょう。


「○○が得意」「○○ができる」などだけでは漠然とした印象を与えてしまうため、「○○の経験があるから○○が得意」という形で、経験やスキルをもとにどんなことができるのか、どんな形で貢献できるのかを詳細に書くことが大切です。


自身のスキルを伝えたい場合は、それを裏付ける具体的なエピソードや根拠があると説得力が増すでしょう。



退職理由は前向きに書く


職務経歴書に退職理由を書く場合は、採用担当者に前向きな印象を与えるような書き方を意識しましょう。


退職理由として不満に感じた点を挙げるのではなく、「自身の成長のため」「新しいことに挑戦したい」などポジティブな内容を書くことで、転職への意欲や熱意を伝えられるかもしれません。


保育士の職務経歴書を作成する際のポイントを踏まえ、次は転職に役立つ書き方例を見ていきましょう。

【パターン別例文】保育士の職務経歴書の書き方テンプレート

保育士の職務経歴書の書き方の例文を、ブランクありの場合と異業種からの転職の場合に分けて紹介します。


先述したように、職務経歴書の書式はフリーであるため、基本的な記載項目を押さえたうえで自身が書きやすい形式で作成してもよいでしょう。



ブランクありからの転職の場合


例文

例文

ポイント

保育士としてブランクがある方は、前職の退職理由に加え、保育士に復帰したいと考えたきっかけや動機について具体的に記入しましょう。


加えて、保育士としてどのような経験を積んできたかというキャリアやスキルの面をしっかりとアピールすることも大切になります。



異業種からの転職の場合


例文

例文

ポイント

異業種から保育士に転職する方は、保育士になろうと思ったきっかけや仕事への熱意をアピールすることがポイントです。


異業種の仕事で積んだ経験を根拠として示しながら、自分のスキルやキャリアがどのように保育に活かせるのか具体的に書きましょう。


保育に活かせそうな特技や関連する趣味などがあれば、あわせて記載しておくとアピールにつながるかもしれません。

職務経歴書の書き方を押さえて、保育士の転職をスムーズに進めよう

今回は、保育士の職務経歴書について、基本的な記載項目や書き方のテンプレートなどを紹介しました。


保育士としてブランクがある方も、異業種から保育士を目指す方も、職務経歴書では自身の経験や業務内容を詳細に記し、強みやスキルをアピールすることが大切になります。


また、職務経歴書を作成するときは、書式の体裁を整えたり文章量を調節したりして、採用担当者にとっての見やすさを意識することもポイントです。


今回紹介した書き方や例文を参考にして、自身の魅力が伝わるような職務経歴書を作成しましょう。



保育士の転職でよく見られる記事

転職の流れ

転職のためには何か月前から動くべき?転職の流れを理解しましょう。

良い求人の見つけ方

ご自身にとっての「良い求人」の見つけ方をつかみましょう!

履歴書

ぜひ会ってみたい!と思わせる履歴書の書き方を解説します。

職務経歴書

職務経歴書にこれまでのスキルや経験をまとめてアピールしましょう!

自己分析と自己PR

履歴書や面接に活かせる自己PRの書き方を解説します。

志望動機

志望動機の書き方と例文を「保育士歴別」に分けて解説します。

円満退職

辞めるまでの過ごし方のコツ、退職届の書き方などをご紹介します。

面接対策

身だしなみや面接でよく聞かれる質問のポイントをおさえましょう。

転職Q&A

保育士が転職する際に気になる点をQ&A形式で集めました。

離職後の注意点

保育士が離職後に注意するべき各種手続きなどをお教えします。

一般の転職との違い

転職する際に知っておきたい保育業界の転職事情を知りましょう。




気になる保育求人を紹介



関連する記事

保育士さんが転職に失敗する理由とは。失敗談の例や成功するために気をつけるポイント

保育士さんが転職に失敗する理由とは。失敗談の例や成功するために気をつけるポイント

転職活動中の保育士さんの中には、自身の希望に合う保育園探しに苦労している方もいるしょう。給...

保育士さんの転職。なぜ面接に落ちたのか、不採用の理由と今後の対策アイデア

保育士さんの転職。なぜ面接に落ちたのか、不採用の理由と今後の対策アイデア

転職を目指して面接を受けてもなかなか合格にならず、悩んでいる保育士さんもいるでしょう。不採...

【2021年最新版】保育士の面接対策!よく聞かれることや質問への回答例文

【2021年最新版】保育士の面接対策!よく聞かれることや質問への回答例文

保育士さんが転職活動をするうえで重要な面接。自身の人柄を上手にアピールするためには、自己紹...

保育士さんの退職の引き止め。断り方のポイントと例文を紹介

保育士さんの退職の引き止め。断り方のポイントと例文を紹介

転職を考えている保育士さんの中には、退職を引き止められた際の断り方に悩む方もいるかもしれま...

保育園栄養士の面接対策。就職・転職に役立つ志望動機や受け答えの例文

保育園栄養士の面接対策。就職・転職に役立つ志望動機や受け答えの例文

保育園で働く栄養士の面接では、どのような質問をされるのでしょうか。受け答えのポイントや自己...

特集コラム一覧

プロ厳選!プレミアム求人

保育士求人を探す

コラム記事を探す

よくある質問

Q

保育士バンク!のコラムにはどんな記事がありますか?

A

転職に関する記事の他に、日常の保育で使える手遊びや工作の動画など、幅広いジャンルで保育士さんや幼稚園の先生に役立つ情報を提供しています。詳細はコラム総合トップからご確認ください。

Q

最新の記事や動画はどこから見る事ができますか?

A

最新記事はこちらです。保育士バンク!では週に3~5本くらいの新しい記事や動画を公開していますのでぜひご覧ください!最新記事や人気記事はコラム総合トップからもご確認いただけます。

Q

最新の記事や動画をもっと簡単に見たいです。

A

保育士バンク!アプリがオススメです!iPhoneアプリはこちらからAndroidアプリはこちらからダウンロードください!