放課後等デイサービスとは?仕事内容・人員配置基準・保育士の平均給料をわかりやすく解説

    放課後等デイサービスとは、障がいを抱える小学生以上の子どもの療育施設です。保育士資格を持っていることで働ける施設でもあるため、保育士さんの転職先のひとつとしても注目を集めています。今回は、放課後等デイサービスとは具体的にどのような施設なのかを解説します。また、支援内容や人員配置基準、平均給料といった働くうえで気になる情報も一緒に確認しておきましょう。放デイの求人を見てみたい!保育士資格で働ける施設を
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    この記事でわかること
    • 放課後等デイサービスは保育士資格で働ける障がい児向けの療育支援施設▼詳細
    • 職員の平均月給は約28万4,000円で報酬改定により今後さらに上昇見込み▼詳細
    • 子どもの成長を実感でき保護者支援や社会貢献にもつながる仕事▼詳細

    放課後等デイサービスとは

    放課後等デイサービスは、障がいを抱える児童・生徒に対し、学校終了後や長期休暇中に生活訓練などの支援を行う療育支援施設です。

    発達障がいや自閉症、肢体不自由、知的障がいなど、さまざまな障がいを抱える小学生から18歳までの子どもたちが支援の対象となります。

    放課後や休日に施設へ通い、日常生活で必要な基本的な動作訓練遊びを通した発達支援生活リズムの形成などのサポートを受けます。

    保護者の育児と仕事の両立を実現させたり、保護者の悩みに寄り添う相談支援を行ったりするといった役割もあります。

    施設には、保育士や児童指導員を中心とした専門のスタッフが常駐しています。

    子どもたち一人ひとりの障がい状況に応じた個別支援計画にもとづき、生活能力の向上を目指した支援を行います。

    放課後等デイサービスでの保育士の働き方について気になる方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
    ▶ 放課後等デイサービスにおける保育士の役割 

    放課後等デイサービスの支援内容・仕事内容

    学童で働く保育士kapinon / stock.adobe.com

    ここでは、国が定めたガイドラインをもとに放課後等デイサービスの支援内容について解説していきます。

    自立支援と日常生活の充実のための活動

    放課後等デイサービスでは、子どもの発達に応じて必要となる基本的な日常生活での動作や自立生活を支援するための活動を行います。

    障がいを抱える子どもが意欲的に取り組める遊びを通して成功体験を積み重ねていき、一人ひとりの自己肯定感を高めるように促していきます。

    さらに、将来に向けた自立を見据えた行動にも取り組みつつ、子どもの学校での教育活動を踏まえながら連携して支援を行っているのが特徴です。

    創作活動

    放課後等デイサービスでは、創作活動を通じて表現する喜びを体験できるような機会を多く設けています

    たとえば、日頃からできるだけ自然に触れる機会を作るなどして、季節の変化に興味を持てるようにするなどです。

    地域交流の機会の提供

    放課後等デイサービスには、障がいを抱える子どもが社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、子どもの社会経験の幅を広げていくという役割もあります

    ほかの社会福祉事業や地域で行われている豊富な学習・体験・交流活動などと連携したりボランティアを受け入れたりして、積極的に地域との交流を図っています。

    余暇の提供

    放課後等デイサービスでは、障がいを抱える子どもが自ら選択して取り組むという経験を積んでもらうために多彩な活動プログラムを用意します。

    ただ提供するだけでなく、子どもたちがゆったりとした雰囲気の中で活動を行えるような工夫をすることも大切です。

    放課後等デイザービスの施設の目的、働くやりがいは以下の記事で詳しく見ることができます。
    ▶ 放課後等デイサービスの目的や役割、やりがい

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    放課後等デイサービスの人員配置基準

    保育士kapinon / stock.adobe.com

    放課後等デイサービスでは、児童福祉法にもとづく省令で以下のような人員配置が定められています。

    人員配置基準
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    • 管理者
    • 児童発達支援管理責任者
    • 児童指導員または保育士
    • 機能訓練担当職員(※機能訓練を行う施設の場合)

    さらに重症心身障がい児を受け入れている放課後等デイサービスの場合は、上記の基本の配置に加え、医療的ケアに対応するための人員配置が定められています。

    重症心身障がい児対応
    追加で必要な職種
    • 嘱託医
    • 看護師
    • 機能訓練担当職員

    保育士資格があれば「児童指導員または保育士」の配置枠で応募可能です。

    保育園とは異なる療育の現場に興味がある方は、まず求人票の人員配置や施設の特色を確認してみるとよいでしょう。

    無資格でも放課後等デイサービスで働ける?必要な資格は?と気になる方は、以下の記事で詳しく確認できます。
    ▶ 放課後等デイサービスは無資格でも働ける!必要な資格も解説

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      放課後等デイサービスで働く保育士の平均給料

      給料明細崇正 魚谷 / stock.adobe.com

      厚生労働省の調査によると、放課後等デイサービスで働く福祉・介護職員(常勤)の平均月給は2025年7月時点で28万3,910円です。

      2024年9月時点の平均給与額は26万8,980円だったため、1万4,930円増額していることがわかります。

      また、2024年度からは「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定」により福祉・介護職員等処遇改善加算が一本化され、放課後等デイサービスを含めた障がい児支援に関わる施設についても処遇改善が進められています。

      そのため、放課後等デイサービスで働く職員の給料は今後さらに引き上がることが期待できるでしょう。

      「報酬改定で待遇が改善されているなら、具体的にどのくらいの給与で働けるのか知りたい」という方は、アドバイザーに相談してみてください。

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      放課後等デイサービスで保育士が働く4つの魅力

      子どもとハイタッチをする保育士metamorworks / stock.adobe.com

      放課後等デイサービスには、保育園とは異なる独自の魅力があります。転職先として検討するうえで、どんなやりがいがあるのかを確認しておきましょう。

      子どもたちの成長を間近で感じられる

      放課後等デイサービスで働く魅力として、子どもたちの成長を間近で感じられる点があります。

      個別支援計画にもとづいた活動のなかで、子どもたちが新しいことに挑戦し無事に成功できたときは、何ものにも代えがたい喜びを得られるでしょう。

      保育園での経験を活かしながら、より一人ひとりに寄り添った支援ができるのが放課後デイの特徴です。

      子どもと一緒に保護者の支援もできる

      放課後等デイサービスでは、子どもと一緒にその保護者の支援もできるという魅力があります

      障がいを抱える子どもを育てている保護者は、子どもへの関わり方などに悩むことも少なくありません。

      職員が保護者の悩みに寄り添い、必要に応じて適切な対処法を導き出すなどの支援を行えるのは、この仕事ならではのやりがいです。

      保護者から感謝してもらえることが多い

      放課後等デイサービスは、保護者と協力しながら子どもを支援していく仕事です。

      職員が感じている子どもの成長を保護者も同じように実感しており、「通わせてよかった」と感謝の言葉をもらえる場面が多いのも大きな魅力です。

      社会的意義を感じられる

      障がいを抱える子どもたちが社会に適応するためのサポートは、子どもとその家族にとって大きな支えとなります。

      学校や地域との交流の場を提供し、社会的意義のある仕事ができていると実感できるのも、放課後等デイサービスで働く魅力のひとつです。

       
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      放課後等デイザービスの求人に応募する際の志望動機の書き方や例文は、以下の記事でチェックしてみましょう。
      ▶【例文あり】放課後等デイの志望動機の書き方

      放課後等デイサービスと児童発達支援施設との違いは、こちらの記事で詳しくまとめています。

      放課後等デイサービスで働くうえで気になるQ&A

      Q. 放課後等デイサービスで保育士として働くにはどんな資格が必要?

      A. 保育士資格があれば、「児童指導員または保育士」の配置枠で働くことができます。

      児童発達支援管理責任者の資格を取得すれば、施設運営の中核を担う役割へキャリアアップすることも可能です。保育士バンク!では、保育士資格を活かせる放課後デイの求人を多数取り扱っており、資格要件の確認から求人紹介まで対応しています。

      Q. 保育園と放課後等デイサービスでは仕事内容にどんな違いがある?

      A. 大きな違いは、対象が小学生〜18歳の障がいを抱える子どもである点と、個別支援計画にもとづいた療育を行う点です。

      保育園のように日中ずっと預かるのではなく、放課後や長期休暇中の時間帯に生活訓練・創作活動・地域交流などの支援を行います。保育士バンク!では、現場の雰囲気や一日の流れといった情報もアドバイザーが共有できるため、入職前に具体的な働き方のイメージを持てます。

      Q. 療育の経験がなくても放課後等デイサービスで働ける?

      A. はい、療育未経験でも保育士資格があれば応募可能な施設は多くあります。

      子どもの発達に寄り添ってきた保育経験は、放課後デイの現場でもそのまま強みとして活かせます。保育士バンク!では、未経験歓迎の求人も取り扱っており、研修体制や先輩職員のサポート状況なども事前にお伝えしています。

      Q. 放課後等デイサービスの給料は保育園と比べてどう?

      A. 厚生労働省の調査では、2025年7月時点の平均月給は約28万4,000円です。

      報酬改定による処遇改善が進んでおり、今後さらなる待遇改善が見込まれています。保育士バンク!では、希望の給与水準に合った求人を絞り込んで紹介できるほか、給与交渉のサポートも行っています。

      Q. 在職中に転職サービスを使ったら、今の園に知られてしまう?

      A. 知られることはありません。

      ご本人の許可なく現在の勤務先に情報が伝わることは一切ないため、安心してご利用いただけます。連絡のタイミングや方法(電話・LINE・メールなど)もご希望に合わせて調整します。

      Q. まだ辞めるか決めていないけど、情報収集だけでも利用できる?

      A. はい、情報収集だけの利用も歓迎しています。

      「放課後デイの働き方を知りたい」「今の園と条件を比較したい」という段階で相談される方も多く、保育士バンク!では転職を無理にすすめることはありません。自分のペースで進められます。

      Q. 保育士バンク!に登録したあと、しつこく連絡が来ない?

      A. 希望する連絡方法と時間帯をお伝えいただければ、それに沿った対応を行います。

      電話・LINE・メールから選べるほか、「まずは情報だけほしい」と伝えていただければ、必要以上にご連絡することはありません。忙しい保育士さんのペースに合わせてサポートを進めるのが基本方針です。

      「放課後等デイサービスで働く」について、もっと知りたいなら

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      ▼ 保育士としての役割や働き方を詳しく知る

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      出典:放課後等デイサービスガイドライン/厚生労働省出典:令和7年度障害福祉人材の確保及び処遇状況等に関する調査結果の概要/厚生労働省出典:令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の概要/厚生労働省

      放課後等デイサービスの仕事を理解したうえで職員として働いてみよう

      放課後等デイサービスは、障がいを抱える子どもたちにとって重要な役割を担う施設です。

      保育士資格を持っていれば働くことができ、児童発達支援管理責任者の資格を取得すればキャリアアップの道も広がります。

      子どもの成長を間近で感じられること、保護者を含めた支援ができること、社会的意義を実感できることなど、放課後デイならではのやりがいは多くあります。

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