【2021最新版】保育士試験の受験資格は?大卒や短期大学、専門学校などの学歴別

大卒や短大卒など、学歴によって保育士試験の受験資格の有無は決まっています。そもそもどんな条件があるのか、また自身は要件を満たしているのか気になる方もいるでしょう。今回は、保育士試験の受験資格について、4年制大学や短期大学、専門学校ごとに紹介します。卒業した場合や中退したケースについてもまとめました。


勉強する人

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保育士試験の受験資格を知ろう

保育士は、受験資格があれば年齢を問わず何歳からでも目指せる職業です。

社会人になってから志す人も多く、そういった方は時間やお金の面を考慮して受験することが多いかもしれません。

 

保育士試験は筆記と実技の2つで構成されており、どちらも合格すれば保育士資格を取得できるようになっています。試験を受けるには受験資格が定められており、誰でも受けられるというわけではありません。

 

保育士試験を受ける前に、自分は試験を受けられるのか、要件を満たしていなければどうすべきなのかをきちんと押さえておきましょう。

 

今回は、大学・短大・専門学校の3つに絞り、学歴ごとの受験資格をくわしく紹介します。

【4年制大学】卒業・在学中・中退の保育士試験の受験資格

まずは、4年制大学の受験資格について、卒業・在学・中退の3つのケースにわけて見ていきましょう。

 

4大卒

 

学校教育法に基づいた4年制大学を卒業している場合、受験資格が認められます。保育に関係する学校や学部を卒業していなくても問題ありません。

 

ただし、学校教育法に基づいた学校以外や海外の大学を卒業した場合、受験資格が認められないケースもあるようなので、保育士試験事務センターまで問い合わせてみましょう。

 

4大在学中

 

4年制大学に在学中の場合、「2年以上在学し、62単位以上取得済み」であれば受験資格が認められます。こちらも4大卒と同様に、保育に関する学校や学部を卒業していなくても受験可能です。

 

また、在学中であれば、期間が2年に満たない方や62単位を修得していない方でも受験することはできます。

 

ただし、年度内で在学2年を満たし、62単位を修得できなければ合格(一部科目合格)は認められなくなってしまうので注意が必要です。

 

4大を中退

 

4年制大学を中退した場合でも、受験資格が認められる場合があります。

条件は在学中の場合とほぼ同じで、「2年以上の在学し、62単位を修得していること」です。

 

万が一、上記の条件を満たしていない場合は、高卒の条件で受験が認められるようなので確認してみましょう。

 

関連記事:高卒からでも保育士になれる?受験資格や通信教育を活用した勉強方法/保育士バンク!

【短期大学】卒業・在学中・中退の保育士試験の受験資格

次に、短期大学の受験資格について、卒業・在学中・中退の3つのケースごとに見ていきましょう。

 

短大卒

 

学校教育法に基づいた短期大学を卒業した場合、保育士試験の受験資格があります。

4年制大学のケースと同様に、保育に関係のない学校や学部でも問題ありません。

 

また、こちらも学校教育法に基づいた学校以外や海外の大学を卒業した方は、受験資格が認められるかどうか、保育士試験事務センターに確認しましょう。

 

短大在学中

 

4年制大学と同様に、短大在学中でも受験資格は認められます。

 

ただし、年度内に卒業できなければ、合格(一部科目合格)とならないため注意しましょう。

 

短大を中退

 

短期大学を中退した場合、基本的に受験資格は認められないようです。

 

ただし、2年以上在学し、62単位以上を取得していれば認められるケースもあるかもしれないので、保育士試験事務センターに問い合わせてみてくださいね。

【専門学校】卒業・在学中・中退の保育士試験の受験資格

次に、専門学校の受験資格について、卒業・在学中・中退の3つのケースごとに見ていきましょう。

 

専門学校卒

 

専門学校を卒業している場合、以下に該当する学校であるか確認しましょう。

 

  • 学校教育法に基づいた専修学校であること
  • 卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること

 

上記を満たしている場合、保育に関係のない学部や学科を卒業していても受験資格が認められます。

一方、上記のうち1つでも満たしていなければ、高卒の条件が適用されるようです。

 

ちなみに、高卒の条件とは以下のうちいずれかの要件を満たしていることになります。

 

  • 1991年3月31日以前に卒業している
  • 1996年3月31日以前に保育科を卒業している
  • 2年以上かつ2880時間以上保育施設における実務経験がある

 

専門学校在学中

 

先述した2つの条件(学校教育法に基づいた専修学校であること、卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること)に該当する専門学校に在学中の場合、受験資格が認められます。

 

また、在学中の専門学校が要件を満たしていない場合でも、高卒の条件(1991年3月31日以前に卒業、または1996年3月31日以前に保育科を卒業、または2年以上かつ2880時間以上保育施設における実務経験がある)をクリアしていれば受験資格を得られるようです。

 

専門学校を中退

 

専門学校を中退した場合、高卒者と同じ資格要件を満たす必要があります。

自身が高卒の要件を満たしているのか、きちんと確認しておきましょう。

保育士試験の受験資格を得るための実務経験とは?

保育士さん

milatas/shutterstock.com

 

専門学校在学中、あるいは中退した方のなかには、高卒の条件が適用されるケースもあるかもしれません。その場合、高卒者と同じ実務経験が必要になることもあります。

 

受験資格として認められる実務経験は「2年以上かつ2880時間以上、児童等の保護または援護に従事した勤務経験」です。以下の施設の場合、受験資格として該当します。

 

  • 保育所(利用定員20名以上)
  • 保育所型認定こども園
  • 幼保連携型認定こども園
  • 児童厚生施設(児童館)
  • 児童養護施設
  • 助産施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 障害児入所施設
  • 児童発達支援センター
  • 児童心理治療施設
  • 児童自立支援施設
  • 児童家庭支援センター

 

一方、認可外保育施設や小規模保育事業、企業主導型保育事業などは都道府県知事による認定が必要な施設になっています。これから実務経験を積む方は、施設選びをする際に確認してみましょう。

 

自身の学歴では受験資格が認められず、高卒の要件を満たす必要がある方は、以上のような施設での実務経験を積むことも視野に入れながら試験勉強を進めていくとよいですね。

保育士試験に向けた勉強法と対策

学歴別の受験資格や必要な実務経験について踏まえたうえで、ここでは保育士試験に向けてできる勉強法や対策を紹介します。

 

基礎をしっかりと押さえる

 

試験に向けた勉強をする際は、まず基礎をしっかりと固めましょう。

年度ごとに問題は変わりますが、出題範囲や頻出事項が大きく異なることはないでようです。

 

基礎的な部分の知識を頭に入れておけば、応用的な問題にも対応できるかもしれません。

 

市販の参考書やテキストは試験の傾向を掴んで要点をまとめているものも多いため、きちんと基礎固めをして安定的な得点を目指していきましょう。

 

過去問で問題形式に慣れる

 

過去問を解いて、保育士試験の出題形式に慣れておきましょう。

過去問を解くことは、問題の傾向を知り、時間配分や効率的な解答のコツを掴むのに役立ちます。

 

また、何年度分か解いておけば毎年出題される問題を知ることができるので、勉強をする際に重点的に対策すべきポイントがわかりやすくなるかもしれません。

 

試験前になったら、実際に時間を計って模擬試験のようなものを実施してみるのもよいですね。

 

試験内容の改訂を細かくチェックする

 

保育士試験の内容には、保育業界のトレンドが大きく関係することもあるようです。

 

たとえば法改正や新しい制度が施行されたときなどは、関連する問題が出題されやすいかもしれません。

 

そのため、試験勉強に使用するテキストは、最新版を購入するとよいでしょう。

また、日頃から保育に関するニュースを頭に入れておき、自分なりにまとめておくなどの対策をするとよさそうですね。

保育士試験に向けて、大卒や短大卒などのケース別の受験資格を知ろう

今回は、保育士試験の受験資格について、大卒や短大卒、専門学校卒など、ケース別に紹介しました。

 

4大や短大卒の場合、保育に関係ない学部や学科を専攻していても受験資格が認められます。一方で、短大や専門学校を中退した方は高卒者向けの要件が必要となり、場合によっては実務経験が求められることもあるようです。

 

いずれの場合であっても、一定の条件を満たせば受験資格が認められます。保育士になるという夢を諦めずに、試験合格に向けて勉強を進めていきましょう。


出典:一般社団法人 全国保育士養成協議会

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